印刷物デザイン

印刷物作成上の注意点

はじめにお読みください

印刷物のデザインが、ホームページ作成と大きく異なる点、作成にあたって気をつけなければいけない点は3つございます。

1:画面上と印刷時の色の違い

ホームページはデザイン画像そのままの見た目が再現できる事に対し、印刷物は、パソコンで見るデザイン画と、印刷された仕上がりは色がやや異なります。
これは、パソコンで見るデザイン画像は、RGBという「光の色」で現されているのに対し、印刷物はCMYKという「インクの色」で現される為です。
この二つの差をごく簡単に表現しますと「インクの色はどうしても、光の色に比べると鮮やかさや透明感に劣る」と言えます。

上記の問題がある為、印刷物では通常、「校正刷り」という、印刷所で試しに刷って色合いを確かめる工程が存在しますが、この「校正」は、印刷所にもよりますが、一で2万~ほどかかってしまいます。(制作期日も2~3日増加します)

その為、弊社では、上記の校正(仮に「本校正」とします)のほかに、簡易プリンター(カラーコピー)で印刷してご確認頂くだけの「簡易校正刷り」、また、印刷せずに、メール送信のデザイン画だけでOKを頂く「校正刷り無し」の3つの価格でやらせて頂いております。

上記の通り「校正刷り無し」を選ばれた場合、「パソコンで見たデザイン画と、実際の印刷された仕上がりは、色に多少の違いが生じる場合がある」という事を、予めご了承ください。

2:写真の大きさ

二つめは、印刷物に製品写真や、自社ビルの写真等、自前の写真をご使用になる場合の注意点です。
じつは、一般的なパソコンのモニターというのは、光の点同士が集まって色を作っているため、結果として「色がにじんでいる」ので、割と荒い写真でも、その「にじみ」によってごまかされて、綺麗に見えてしまいます。
*スマホやRetinaディスプレイ等、通常のモニタよりも精度が高いものはにじみの具合がすくなく、普通のモニタでは綺麗に見えたのにスマホでみると…という場合は、このあたりが原因になります。
しかし、印刷物のインクは、決してそのような事はないので、荒い写真を使用した場合、そのまま荒く見えてしまいます。
その為、印刷物で自前の写真をご利用になる場合、ホームページ用の4倍以上大きな写真(一般的なデジカメでしたら、最も高品質なモード)か、4倍以上精度の細かい写真をご用意頂きますよう、 お願い致します。

3:印刷費用

雑誌等の広告など、入稿すれば完了な物を除き、印刷物には必ず「印刷費」「配送費」「校正費(本校正する場合)」(+それらの消費税)がかかります。
弊社に印刷まで一括してご依頼頂く場合、校正費、印刷費、配送費、それらの消費税は、印刷費用が4万円を超える場合 初回お取引のお客様は原則として前入金でお願い致します。
また、印刷費用は上記の注意の通り、印刷する部数によって複雑な曲線を描いて価格が変動しますので、 お見積り時にはまず、部数の決定をお願い致します。

また、通常、印刷には4~営業日前後がかかりますが、こちらを短縮すればするほど、印刷費が割高になります(特急料金的なものです)
そのため、印刷物が必要になる日時をまず決定し、そこから逆算で、余裕のあるスケジュールを組み立てることがコストダウンの鍵です。

印刷物デザインについて

 

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