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「無添加」は安心なのか?

2014/04/28

おいおい、突然デザインとまるで関係ない話かよ、と思われるかもしれませんが、ちゃんと関係があります。

ノンシリコンシャンプーは安物成分でぼったくり?シリコン悪玉論、無添加礼賛のウソ」という記事を読んでおりましたら、最後のほうに
「無添加という魔法の言葉」というくだりがありました。

前々から思っていたのですが、「無添加=絶対安全」であったり「天然由来の成分=絶対安全」「オーガニック=絶対安全」であったりすることはありません。(無論その逆でもなく、「時と場合による」という、にえきらない状態こそが事実です。)
専門的な知識がなくとも、調べればその事がわかります。

で、なにがデザインと関係あるん?て話ですが…
「こういった売り方、こういうデザインもあるんだなあ」と改めて思ってしまった、という話です。

デザインとは何か…一般的には「かっこいい見た目を作る=デザイン」と思われているかもしれませんが、
少なくとも私達の仕事であるアド(広告)デザインの分野では、
「その商品なりサービスをより売れるようにするための戦術・提案」=「デザイン」です。
極端な話、その商品なりサービスがより売れるのであれば、通常レベルより逆にかっこわるい見た目になっても、それは優れたデザインである、と言えます。

さて、デザインは何も「見た目」だけには留まりません。
キャッチコピーを含む「言葉」の分野、いわゆるコピーライターさんのテリトリーもやはり「デザイン」の一種です。

実は私達アドデザインの人間も(自分の体験のみの話ですので全てそうとは言い切れませんが)、コピーライティングの修練は積んでいます。広告に於いてビジュアル・グラフィックとキャッチコピーは切り離せないためです。
共に「ものを売る」ためには欠かせない要素であり、弊社がお客様のご要望に応じて、ホームページの原稿の下書きをさせて頂いているのも、客目線で「こういう情報が欲しい、こういうところから買いたい」というソースが売るために不可欠であるためです。

ですがやはり、専門のライターはすごいな…と関心してしまうのは、上記のような
「無添加」や「天然由来」などの言葉に、その商品をより売れるようにする「概念」を付け加える事に成功しているからです。
言葉の技術といいますか、すごいと思います。

最も、弊社の姿勢としては「それが本当に優れている」と言えるポイントをアピールする、という売り方をしたいと思っています。