ホームページ制作のアレ

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Windowsxp使用終了のお奨め

2013/05/08
あまりにひさびさのBlogになって恐縮ですが、 http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/sp3eos.aspx こちらのページにある通り、2014年4月9日、すなわちあと11ヶ月後にWindowsXPの延長サポートが終了します。 そうなるとどうなるか、といいますと、セキュリティアップデートが行われなくなり、終了後に発生した問題・Web脅威に対する対処がなされなくなります。 「アンチウィルスソフトを導入しているから平気じゃないか」とお考えの方もおられるかもしれませんが、それは「エアバッグを搭載しているからシートベルトをしなくても平気じゃないか」とまったく同じ考えで、 実際はエアバッグはシートベルトをしていて初めて効果が出るように、アンチウィルスソフトもWindows本体を適宜セキュリティアップデートしていて、はじめて有効に動作します。 そもそもWindowsXPはすでに発売から10年が過ぎており、構造そのものが既に古く、使用には適しません。 Windows7は使用感がXPと似ておりますので、フィーリングだけの問題でしたら、今すぐ乗り換えても違和感はでませんので、乗換えをお奨めいたします。 尚、ここからホームページ制作に関わってくる問題となりますが、WindowsXPのサポート終了に伴い、確認ブラウザーのうち、Internet Explorerの最低バージョンが「9」となります。 http://technet.microsoft.com/ja-jp/ie/hh859701.aspx こちらのページにある通り、IEはすでに「強制的アップデート」がなされており、WindowsVistaはIE9に、WindowsxpはIE8に強制的にバージョンアップされています。このうちWindowsXPが消えるので、IEの最低ラインが「9」となります。 これに伴い、来年4月10日以降、弊社でもアクセス解析のブラウザー比率を検証しつつ、基本対応ブラウザーからIE8以下を外す事を検討しております。 ※WindowsVistaでもSP(サービスパック)をあてていない方はIE7や8を保持する事は可能ですが、そもそもサービスパックをあてていないということは巨大なセキュリティの穴を意図的に放置している事と同義であり、弊社としてはその場合「まずSPをあててください」とお願いする事になります。 セキュリティの穴を放置するということは、自己の環境を危険に晒すだけに留まらず、ウィルス等脅威に感染したPCから発送されるメールやホームページの改ざんを通じて、閲覧者をも脅威に晒す可能性があります。 ですので、セキュリティ対処を常に最新の状況に保っておくことは、お客様に対する最も重要かつ基本のサービスであり、ホームページの制作・コンテンツの充実・チューニング云々よりも真っ先にとりかかるべき事だと弊社では考えます。